2011年1月15日土曜日

メンタル・キャパシティ

『dog actually(ドッグ・アクチュアリー)』の1月12日の記事は「メンタル・キャパシティ」


「メンタル・キャパシティ」
私はこの意味を動じない精神力と理解しています。
動じない精神力-どんな困難なことにぶつかっても乗り越えれる精神力。
人間にも必要なことですが、犬にもとても大切な要素となります。


私が現在、犬達の指導を受けているN訓練士も
困難を乗り越えれる精神を培うための指導をされています。


下記記事にあるようにトンネルをくぐるという訓練は犬にとって自信のつくものです。
犬達が不安に感じていることを一緒に乗り越えていくことで
犬と人との絆も深まると感じます。


トンネルもアジリティ用ではなく
ガーデニングに使う伸縮性の筒をつなぐと立派なトンネルになります。
これもN訓練士から教えていただきました。


日常の中でもグレーチングを何気に避けている犬達はたくさんいます。
こういうのも克服することで自信がつきます。


自信がつけば困難な事に遭遇した時に
犬が自分で判断してパニックになるような事はなくなります。


こういうメンタルな部分を磨いていく訓練は日常生活の中で
毎日繰り返していくことが必要だと私は思います。

以下は『dog actually(ドッグ・アクチュアリー)』の記事より



ヴィベケのドッグ・トレーニングセンターで行われている日常しつけ訓練コースでは、お座り、伏せだけの訓練にとどまらない。犬にはしごを渡らせたり、トランポリンにのせたり、はたまたアジリティで使われているトンネルをくぐらせたり。


「うちの子、アジリティやらないから、別にトンネルなんてくぐらせる訓練なんてやらせる必要なんてないのよ、という飼い主がいるのですけどね」


いや、これこそ「メンタル・キャパシティ」を培わせる訓練なんだ、とヴィベケさんは飼い主に説明をする。


「向こうが見えない暗いトンネルをくぐらせたり、足元の悪いはしごを渡らせることで、不安定感や恐怖感を克服する癖をつけさせることができる。こんな悪状況でも、なんとかやり過ごせる、という自信をつけてあげることで、犬の脳のなかで、ひとつの思考回路ができあがる。それをメンタル・キャパシティと私は呼んでいるのだけど、これがあれば、たとえ日常の中で、慣れない状況や物事に遭遇しても、ストレスに陥って、精神が完全に遮断されることがなくなるのね」


周りの状況が見えなくなってしまうと、犬は自分を防御せんと、攻撃行動に訴えやすくなる。メンタル・キャパのある犬であれば、ストレス状況になんとか自力で対応しようとするし、必ず自分は「助かるんだ」という信念がある。


「災害救助犬や、ドッグスポーツの競技会に出る犬なんかも、まわりの状況がどんなにざわついていても、メンタル・キャパがあれば、ハンドラーに集中することができるでしょう」


いわゆる社会化訓練のひとつでもあるだろう。愛犬、そして飼い主ともに、人生、犬生を上手にわたってゆくため、常にメンタル・キャパを磨いてゆきたいものである

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