2013年12月21日土曜日

Joint pain - 関節炎

7歳以上の大型犬の9割が罹るという関節炎、
小型犬・中型犬でも加齢により関節の軟骨細胞が年々減ってゆくため関節炎は増える傾向にあります。


人では65歳以上の3分の2が関節炎を患っているといわれています。

今日の読売新聞の夕刊にとても興味深い記事がありました。

「半月板 細胞移植で再生」 損傷部の切除をせずに治療
 
激しい運動や加齢などで傷ついた膝の半月板を、周辺の組織から採取した細胞を移植して修復する国内初の臨床研究を、
東京医科歯科大病院が26日、50代の代性患者に実施する。

損傷部を切り取る従来の方法では膝の機能に障害が残ることが多い。
今回の方法は半月板を再生し、機能を保つのが狙い。


膝関節を覆う「滑膜」という組織から、軟骨などに変化しやすい細胞を採取。
体外で増やし、注射器で膝に移植する。

移植の翌日から膝を徐々に動かして半月板の再生を促すリハビリを行い、半年後に安全性と修復状況を確かめる。

半月板損傷は、スポーツ選手や高齢者など幅広い年齢層で起きる。

関節の骨同士がこすれて激しく痛み、膝が十分に曲がらなくなる。


膝関節にある本人の細胞を使うので、安全性に問題はないと考えている。
手術は内視鏡を使うため、体の負担も少ない


上記内容の記事が書かれていました。

以前、ドッグアクチュアリーさんの記事の中に
「ドイツ関節炎治療の新技術」という内容をおもいだしました。

犬達の関節炎治療といえば抗炎症剤の長期投与、サプリメントというの一般的です。

記事には、

軟骨組織移植技術といわれる「自己軟骨細胞インプラント(Autologe Chondrocyte Implantation:ACI)」が長期的な治療法として有意義であるとこの20年来の経験で明らかにされている。

自己軟骨細胞インプラントは、自身の関節から採取した極めて少量の軟骨組織を数週間かけて in vitro で人工的に培養し、コラーゲン組織に埋め込んで適度の大きさに成形したものを再び関節内の破損箇所に戻す技術である。
自分の細胞を含むため体外異物であるただの人工物を移植するよりも免疫的な反応が少なく、また患部によく馴染んで損傷した軟骨組織表面を再び滑らかにすることで痛みが軽減するほか、将来的にさらなる軟骨組織の損傷の進行を遅らせることができる

今回の東京医科歯科大の発表と内容は同じです。

近い未来、動物への治療も可能になる時がくると思います。

早く現実的になってほしいです。




 

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