昨日の夜、NHKにリモコンを回すと、
「南相馬の老夫婦の日々」というドキュメンタリーがやっていました。
途中から見たのですが、
86歳のおじいさん、85歳のおばあさん・・・
東日本大震災でお家が流され、そして、息子さんも津波で亡くされました。
借り上げ住宅でおばあさんが骨折され、入院。
おじいさんは毎日病院にお見舞いに行き、おばあさんを励まします。
「頑張ろうや、頑張って2人で生きていこうや」・・・と、
おばあさんは息子さんを亡くした悲しみが大きく、
おじいさんの「頑張ろうや」に、「うん」がなかなか言えません。
おじいさんが、
「この悲しみ、辛さは経験したものでなければ解らない」
その通りです。
そして、
「復興なんて、まったく進んでいない。」
復興に関しては、私もまだ何も進んでいないと感じます。
おじいさんは、おばあさんとまた一緒に暮らす自分達の家を造ろうと決心します。
土地を購入し、家の設計を書き・・・
2014年4月着工、9月に完成予定でした。が、工事の遅れで、完成が延期になります。
おばあさんは完成を待たずに旅立ちます。
おじいさんは、毎日、おばあさんに話しかけるんだと言ってました。
頑張っていくしかない・・・
見ていて、番組が終わった時、
私の頑張ってるなんて、まだまだ・・・だなと、
いやいや、まだ頑張るのスタートラインにも着いていないなと・・
おじいさんに喝を入れてもらった気持ちになりました。
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