膝関節内で大腿骨と脛骨を結ぶ太い靭帯で、
大腿骨に対して脛骨が前に飛び出ないよう制限する重要な役割を果たします。
このCrCLが完全または部分的に断裂すると、
膝関節は安定性を失い、様々な程度の跛行の症状が現れます。
急性断裂:患肢へ全く負重できないほどの重度な跛行がみられます。
ボール遊びやフリスビーなど走行中に急にターンをするような
運動時に起こりやすいとされています。
運動の活発な若齢な犬に多く見られます。
ピースの場合、最初の左足は断裂は急性断裂です。
右足も左足の断裂時に部分断裂を起こしていたと思います。
慢性断裂:跛行が持続的に繰り返されるようになります。
加齢や免疫介在性疾患などの全身性疾患に伴う変性により
CrCLの部分断裂あるいは完全断裂に至ります。
中~高齢の肥満動物に多く見られます。
ピースはTTA(脛骨粗面前進化術)という手術を選びました。
術後の機能回復が早い(着地するまでの期間が短い)こと、
長期的な予後が良いこと。
関節外制動法は手術によって術後の膝関節の動きに制限が加わってしまいますが、TTAの場合、そのような制限は加わらず正常な範囲で膝関節を
可動させることができます。
大腿骨と脛骨の接触面における位置関係が、
TTAではこのような位置関係は変わらないため関節への負荷が少ないと言われています。
靭帯断裂は手術よりも、術後の管理がポイントになります。
排泄ぐらいしか動けない日々が2か月間続きます。
リハビリにプラス2か月間、合計4か月間です。
ピースもこの期間、頑張りました。
よく頑張れたと思います。
で、今のピースがいます。
左膝の半月板はほとんど無い状態ですが、関節炎の発症はしていません。
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そして、ストレスをためないよう気を付けています。
27日に8歳になります。
断裂手術の術後の日々を思い出す時があります。
ピースはどうなのかな^^ 思い出したくもないでしょうね、きっと。
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