The Working Dogs
地震による津波で大きな被害を受けた岩手県大船渡市で、救助犬と共に捜索活動に向かう
米国国際救助隊員。2011年3月15日
倒壊した家を捜索する災害救助犬 2011年 3月15日
がれきの中を捜索する災害救助犬 2011年 3月15日
がれきの中で待機する災害救助犬 2011年 3月15日
photo by 時事通信
今日のdogactuallyの記事ー「災害救助犬とハンドラーのメンタリティー」
実際に救助活動をしている犬を見ると、ミックスはもちろんであるが、純血犬種であれば、ジャーマン・シェパード、ラブラドール・レトリーバーという昔からのお仕事定番犬、最近ではボーダーコリー、マリノアが多く使われている。後者2種は、ただし、ハンドラー(訓練者)の技量が問われる犬だ。車にたとえると「ポルシェ」のレベル。その備わった性能を最大に活かすのは、ドライバーの技術が必要とされる。さもないと自分の意志で暴走しかねない。
災害救助犬として成功している犬たちに備わった共通の気質は、強い集中力、大きな精神力、つまり勇敢さと心の静けさ、そして嗅覚を使って捜すことに情熱を燃やす強い狩猟本能、人間との協調性、同時に独自に働くことができる独立性。独立性が必要なのは、災害救助犬たるもの、ハンドラーから離れて、臭い探しにいそしまなければならない。そして一番難しいのは、この最後の2項目なのではないかと思う。協調性と独立性。この相反する気質がうまい具合でブレンドされている。その意味で、前述した犬種には、そんな「稀なる」個体がより多く見出されるのではないかと思う。
共通の気質、
強い集中力、大きな精神力、勇敢さと心の静けさとあります。
私はこの気質は全ての犬種において備わっているものだと考えています。
一般家庭で生活している犬達にも、こういう気質を開花させてやるメンタリティーが
飼主に必要なのではと・・・
靴を履かせていないので怪我は大丈夫なのだろうか?と思いましたが、
がれき等が多い場合は靴をはいていると、がれきの間に足がはさまったりして
逆に危ないそうです。
靴を履かせるのは地面が暑い場合、ガラス等が散乱している場合だそうです。