2016年1月17日日曜日

Pathological examination report - 病理検査報告書

ピースの病理検査の結果です。
 
病理組織診断 肺:肺線癌 pulmonary adenocarcinoma
        (気管支線癌 bronchial adenocarcinoma)
 
肺の腫瘤は、気管支上皮や肺胞上皮に由来する腺癌と診断されます。
認められません。
マージン部にも腫瘍細胞は認められません。
犬の高分化な気管支腺癌は、外科的な切除により予後は良好である場合が
多いのですが、 やや大型で、悪性の腫瘍であることから、
引き続き、臓器内転移や胸腔内の播種性転移に関しては経過観察を
お勧めします。
 

という結果です。
化学療法をやる、やらないは少し考えていきます。
 
今回は本当にたまたま「心臓の定期検査」で見つかった早期の肺癌です。
アルフの件がなければ心臓の検査は5月でした。
5月までに「咳」の症状が出ていたかもしれません。
気管支腺癌は喫煙には関係なく、人間でも喫煙しない女性に多いそうです。
原因は・・・???です。
年齢からくるのかもしれません。気管支が元々弱かったのかもしれません
1年に1回の定期検査では早期発見は難しいです。
7歳、8歳からは3か月に1回の検査がベストかもしれません。
それなら早期で対応ができます。
 
ただ、レントゲンが撮れる獣医さんであることが条件です。
ピースの場合、レントゲン上で100%に近い診断ができていました。
 
やはり、癌が多いです。
獣医療も高度になってきています。
今回、初めて高度二次診療という経験をしました。
が、考えさせられる問題もたくさんあると感じています。
 
アルフへ・・・
ありがとう。僕は一生懸命毎日を生きていくから。
                 ピースより

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