ドーベルマン ルナは8ヶ月の時に「拡張型心筋症」の診断を受けました。
その時のエコーで見る心臓は今にも止まりそうなぐらい肥大していました。
FS(収縮率)は確か10%を切っていたと記憶しています。
余命半年という宣告を受けフリーズした事を覚えています。
が、今、ルナは8歳 今年で9歳になります。
心臓には何の問題もなかったアンリのほうが早く旅立ちました。
じゃあ、ルナの心臓は治ったのか・・・治っていません。治るはずはありません。
エコーを撮れば今にも止まりそうな心臓が映し出されます。
ドーベルマンのDCMというぐらい
ドーベルマンの拡張型心筋症は特異な経過を辿ります。
2代目ドーベルマン リズは突然死でした。
その瞬間まで普通にしていました。
今から思えばDCMがあったのだと考えられます。
私は飼主という立場から見て考え、実行してきたことを書かせていただきます。
ルナのDCMが解った時に調べていた資料が出てきました。
拡張型心筋症は、心臓が肥大し、心臓の筋肉が低下する状態です。
ドーベルマンでは、DCMは通常、左心室と左心房に影響を与えます。
徐々に症状は、咳、喘鳴、息切れ、倦怠感、体重減少、肺、腹部内の流体蓄積の息切れ、
ハートビートのレース、不規則な心拍が含まれています。
↓
ドーベルマンのDCMでは上記の症状がほとんどありません。
そして
↓
ただし、この状態は、多くの場合、最初に突然死の急激な症状で自己を示しています。
ドーベルマンの突然死は多いです。
DCMが基礎疾患にあるのでしょうが症状のないまま、突然死という経過を辿るため
死因が解らないというケースが多いのだと考えられます。
私は飼主の立場として、そして、自分の犬を突然死という形で失っているものとして
機会があれば、心エコーの検査をされることをおすすめします。
早期で解ればお薬を飲むだけで
ルナのように8歳まで元気に過ごせることも可能です。
アメリカにvetGenという遺伝子の検査機関があります。
私は繁殖の時にここでVwd(フォンウイルブランド病)というドーベルマンの
血液の遺伝疾患のDNA検査をやりました。
当時はありませんでしたが
今、見るとドーベルマンのDCMの検査項目が増えています。
これは価値があります。
問合せをして
アンリパピーのDNA検査を依頼してみます。
DCMの検査費用は1頭に対し 60ドル
Vwdの検査費用は1頭に対し 140ドル
アルフ、ピースの母犬アンリはVwdの検査はClearでした。
ClearというのはVwdの遺伝子はないということです。
パピー達は解りませんので両方の検査を依頼してみます。
vetGenのサイト
http://www.vetgen.com/canine-dcm.html
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