2011年5月19日木曜日

Dear Anri-ドーベルマン アンリ


画像は母犬アンリとピース(生後3ヶ月)です。
私はこの写真がとても好きで、たまに、眺めています。
フッと繁殖の時の事を思い出させてくれる1枚です。


産室を海外のサイトを見て弟に作ってもらった事、
色々思い出されます。


幼少時はアルフの方が母犬にベッタリでした。
いつもアンリを追っていたような気がします。


アンリはとても立派なお母さん犬でした。
今でも繁殖の時の事は全て記憶しています。
生後10日ほどで仔犬はまず最初の「我」が出てきます。
甘噛みであったり、
それまで母犬の思うがままに動かされていたのが力を出して反抗するようにもなります。


繁殖は母犬と人間との二人三脚が大事です。
この最初の「我」が出るまでは母犬に全てを任せていても大丈夫です。


でも「我」が出始めた頃からは人間も手を出していきます。
私は将来新しいお家に行って飼い主さんが困らないように
甘噛みは徹底的に躾ました。
それと、獣医さんなどで困らないようにどこを触られてもいいように
毎日あお向け抱っこや体、足を拭くなどをやりました。


母犬アンリは犬としての躾を徹底的にしていました。
鼻で転がすのですが、ここで反抗すると徹底的に仰向けになるまでやります。
この行動を毎日仔犬達に順番にやっていきます。


ピースは生後2ヶ月前ぐらいの時に反抗して
転がるまでアンリに躾けられました。
そして最後は絶対に服従させられます。
この時ピースはアンリが「もういいよ」と言ってからも
ひっくり返ってピクピクとフリーズしていました^^

アンリも子供達が2歳を迎え、ピースが最初の靭帯の手術をして
リハビリも終わり完治した頃・・・
アンリは白血病で旅立っていきました。


アルフ、ピースは最近とても穏やかです。
大人しいので具合が悪いのか?とも思いますが、そうではないようです。
お勉強(訓練)もそろそろ開始しないといけません。


母犬アンリは警察犬の訓練資格を持っていました。
特に選別が大好きで得意でしたが、
メンタルの部分が弱く本番で力を発揮できませんでした。


アルフ、ピースはメンタルを強くする事を第一に考えてきたので
動じず対応できるようにはなっているようです。
といっても日々練習なのでまだまだですが・・・

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